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爪を噛む人の心理と特徴は?爪噛みの原因は男性・女性と子供で違う?

爪を噛む人の心理

ふと気づいたら爪を噛んでいるということはありませんか。

イライラしたとき、ストレスを感じているとき、時間を持て余したときに爪を噛む癖がついている人、実はたくさんいます。

その多くは「つい噛んでしまう」、「噛みたくないのに止められない」などと爪噛みを止めたいと思いながら止められずに悩んでいます。

かくいう私も10代の頃から30代前半まで爪噛みを続けたヘビーネイルバイターです。

爪を噛む人はどのような心理で爪を噛むのでしょうか。

また、爪を噛む人に共通する特徴はあるのでしょうか。

この記事では、爪を噛む人の心理について解説します。

爪を噛む人の心理

爪を噛む心理は、大人と子どもで違います。

子供の頃に爪を噛む心理は、性別による違いはほとんどありませんが、発達段階によって異なります。

また、大人になると男性と女性で爪を噛む心理が大きく異なるようになります。

子供が爪を噛む心理

「爪を噛むのはどんな子」と聞くと、多くの人が「神経質な子」、「愛情不足の子」、「親の教育が行き届いていない子」という答えが返ってきます。

いずれも爪を噛む子供の特徴を捉えていますが、子どもの性別や年齢に関わらず共通するのは「ストレスを感じている」ということです。

子供がストレスを感じる状況というのは年齢によって変化していくため、乳児期、幼児期、学童期、思春期に分けて解説していきます。

乳児期の爪噛み

乳児期の赤ちゃんが爪を噛むことはほとんどありません。

生後1~2ヶ月頃から手足を自分の意思で動かせるようになると、手を口の中に入れてみたりするようになりますが、これは「手足が自分の一部である」ことを確認する行動です。

また、歯ぐきがかゆくて口に手を入れたり、お腹が空いたときに指をしゃぶったりすることもあります。

しかし、生後5~6ヶ月まではそもそも乳歯が生えていませんし、爪を噛むための細かい動きも0歳児には難しいものです。

幼児期の爪噛み

幼児期に入ると、爪噛みをする子どもが増え始めます。

目と手の協応(目と手を連動させた動き)がうまくできるようになり、前歯で器用に爪を噛みます。

幼児期の子どもが爪を噛む原因の多くは、親からの愛情を十分に得られないストレスや、家族以外の他人を接することで生じるストレスです。

ストレスを言葉で表現したりうまく発散したりする術を持たず、爪を噛むことで表出させているのです。

例えば、弟や妹が生まれて親の愛情を独占できなくなったり、保育園や幼稚園に入園して物理的に親と過ごす時間が短くなったりし、寂しさや不安を感じる状況で爪噛みを始めます。

年齢が上がるにつれて親のしつけが厳しくなることも、子どもに寂しさや不安を抱かせ、爪を噛む原因となります。

また、保育園や幼稚園など家族以外との集団生活に馴染めずストレスを感じ、かといってうまく言葉で表現できず爪を噛む子供もいます。

いずれも、多くの子どもが成長の過程で経験して乗り越えていくべきものであり、通常は慣れることでストレスを感じなくなって爪を噛むことも無くなります。

「子どもが爪噛みを始めて困っている。」という親は多いですが、対応はいたってシンプルです。

構ってあげましょう。

抱っこや頭を撫でるなどのスキンシップや、子どもの話に耳を傾けることで、子どもは親の愛情を感じることができますし、家庭の外で感じたストレスも和らぎます。

学童期

学童期の子どもが爪を噛む心理は、ストレスを感じているという点はこれまでと共通ですが、ストレスがより複雑かつ多様になります。

学童期の子どもは、対人関係が一気に広がり、家庭外で過ごす時間も長くなり、集団生活のルールを守った生活を求められるようになり、ストレスを感じることが増えていきます。

例えば、友人関係、親との時間が少なくなること、勉強の成績が伸びないこと、運動音痴など様々なことでストレスを感じます。

ストレスを感じると、その原因を自分なりに解釈して言語化や行動化で発散しようと試みますが、うまく対処できないことも多く、爪を噛み始めることがあります。

学童期後半になると、親子関係よりも友人関係を優先するようになりますし、何でもかんでも親に話さず抱え込む子供も多くなります。

しかし、心の中では「誰かに話してストレスを解消したい。」と思っているものです。

そのため、親から積極的に話しかけてストレスの原因を探り、解消するための方法を提示したり、一緒に解決したりしてあげましょう。

例えば、一緒に身体を動かす、美味しい物を食べに出かける、話を親身に聞くなど、子どもの性格や行動傾向を踏まえて対応を検討します。

最初は親の助けを借りてストレスを発散しますが、徐々に、一人でもストレスを発散できるようになり、爪噛みも治まっていきます。

思春期

最も爪を噛む子供が増えるのが思春期です。

思春期になると、学童期よりも対人関係が複雑な広がりを見せ、恋愛関係や上下関係なども生じます。

勉強、スポーツ、容姿、日常生活の質など至るところで他人と比較・評価され、それに応え続けなければならないというプレッシャーに押しつぶされそうになります。

第二次性徴を迎えて「男らしさ」や「女らしさ」を意識するようになり、自分の身体と心の変化に戸惑いも覚えます。

そして、こうした激動の時期において、「自分とは何か」「自分は社会の中で何を為すべき存在か」というアイデンティティを探してさまよい、自分という存在を確立させることが求められます。

人生で1、2を争うくらいストレスを抱える時期であり、対処しきれず爪を噛むという発散方法を見いだす子どもは相当数います。

学童期に比べるとストレス対処能力は向上していますが、それ以上に抱えるストレスの量が多く質も重いのです。

また、ストレスを感じても親や他人を頼らず自分で抱え込んでしまい、周囲のサポートが得られにくい時期でもあります。

親ができることは限られていますが、子どもが頼ってくれば親身に話を聞く、子どものSOSを敏感にキャッチして話しかけるなどの対応が求められます。

爪を噛む大人の心理

大人が爪を噛む主な原因は、子どもの頃に始めた爪噛みが癖になったことです。

子供の頃にストレスを紛らわせる手段として爪を噛むことを覚え、その後、適切なストレス発散方法を獲得しないまま大人になったのです。

大人になって社会に出ると、子どもの頃とは比べ物にならないほど人間関係が広がり、守らなければならないルールや作法、学生時代より明確な上下関係や周囲の評価など無数のストレス要因にさらされることになります。

子供の頃よりもストレス対処能力は向上しますが、それ以上にストレス要因が多く、爪を噛むという手軽かつ馴染んだ対処方法を繰り返してしまう傾向があります。

男性が爪を噛む心理

男性が爪を噛む原因は、子どもの頃と変わらずストレスです。

仕事のこと、お金のこと、恋愛や結婚のこと、家庭のこと、親の介護のことなど年齢を重ねるにつれて悩みは増えていくばかりです。

また、年齢を重ねるにつれて、自分の人生について漠然とした不安や焦りを感じるようになります。

どれだけ自分に合ったストレス発散方法を見つけても、やっとの思いで目の前のストレスを解決できたと思っても、ストレス要因が内から外から次々に生じるので、一息つく暇を見つけるのも至難の業です。

まさに「内憂外患」、「四面楚歌」、人生詰んだと感じることも珍しくありません。

こうした常にストレスに囲まれた状況で生活を続ける中で、気がついたら爪を噛んでいたという男性は多いものです。

爪を噛むことが多いのは、強いストレス状況下ではなく、そうした状況から解放されたがストレスが残った状態です。

例えば、帰宅後に上司から叱責されたことを思い出しているとき、夫婦喧嘩の後に自室にこもって今後の夫婦関係を考えているとき、人生について漠然と考えているときなどに爪を噛むことがあります。

緊張している、イライラしている、暇を持て余している、寂しい、不安や心配があるなどのストレスを和らげるために爪を噛むと考えられています。

女性が爪を噛む心理

ストレス要因に囲まれて生活しているのは女性も同じです。

近年は女性の社会進出が進み、男性と同じように仕事やお金の悩みを抱える人も増えています。

しかし、女性の多くがストレスを感じやすいのは恋愛や結婚、家庭のことなどです。

男性と同じく、強いストレスを感じている最中よりも、そうした状況から脱したが根本的な解決には至っていない状況で爪を噛む女性が多いものです。

例えば、電話で姑と口論になった後、泣き叫ぶ赤ちゃんをやっとの思いで寝かしつけて一息ついているとき、イライラを子どもに八つ当たりした後に自室にこもって反省しているときなどに、爪を噛む傾向があります。

爪を噛む人の特徴

ストレスを感じたからといって誰でも爪を噛むわけではありません。

爪を噛む人には、以下のような特徴があります。

基本的信頼感が育まれていない

基本的信頼感とは、親などの養育者に対する信頼を通して、自分の存在をポジティブに捉え、他人や世界が信頼するに足りるものだと感じることです。

原則として、乳児期から幼児期前期までに主な養育者との間で育まれる感覚であり、十分に育まれないと、大きくなっても他人や世界に対する不信感を抱き続けやすくなると考えられています。

身近な他人や自分が住む世界を信頼できないというのは、それ自体が大きなストレスになりますし、良い人間関係が築けず所属する社会にも馴染めないなど二次的なストレスも生じます。

そのため、基本的信頼感が育まれなかった人は慢性的なストレスを抱えやすく、それを緩和するために爪を噛むようになりやすいものです。

完璧主義

何をするにも高い目標を掲げ、自分にも他人にも目標達成のために完璧を求める人は、少しの失敗や挫折も受け入れることができずに強いストレスを感じます。

何とか目標を達成できても過程のまずさが気になって素直に満足できず、目標を達成できないと無力感や絶望感を過剰に抱いて心が折れてしまうこともあります。

そうして慢性的なストレスを抱え、意識せず爪噛みを始めてしまう傾向があります。

感受性が強い

感受性が強い人は、良くも悪くも自分以外の他人や出来事に気持ちを揺さぶられやすいため、ストレスを抱えやすい傾向にあります。

多くの人にとって、「悩みを他人に話し、親身に聞いてもらうこと」はストレス発散になります。

しかし、感受性が強い人の場合、他人の悩みや不安を自分のことのように感じて悩んでいる場合が多いため、他人に相談しても受け入れられず、ストレスも和らぎにくいものです。

そのため、慢性的にストレスを抱えて爪噛みを続けてしまいやすい傾向にあります。

精神的に不安定

精神的に安定していれば、ストレス状況下でも冷静さを保ち、ストレスを和らげるための適切な行動をとることができます。

しかし、気持ちのバランスが崩れていると、適切な方法でストレスを解消しにくくなり、手軽かつコストのかからない爪かみという方法でストレスを解消しようとすることがあります。

爪を噛むときの感触や痛みが気持ちを落ち着かせてくれると感じる人は多く、癖になってしまうことも少なくありません。

男性の手を見ている女性は多いものです。男性の爪がギザギザになっていたり、深爪になっていたりすると、普段爪を噛んでいるのだな、と連想させます。手を口元にもっていくしぐさは赤ちゃんの指しゃぶりを思わせ、幼児性を感じ、見ている側は不快な気持ちになりますので、いくら仕事に打ち込むスマートな男性でも大きなマイナス面になるでしょう。

男性は仕事でのストレスを抱えることが多いと思いますが、自立した男性として、ストレス発散のはけ口を趣味やスポーツなどに移行していくことで心理状態を落ち着けて爪を噛む行為をやめていきましょう。

まとめ

爪を噛む人の心理は年齢や性別で異なりますが、いずれも背景にはストレスが潜んでいます。

爪を噛む人の特徴が自分に当てはまると思ったら、意識して爪噛み以外のストレス発散方法を探すようにしましょう。

既に爪噛みが癖になっている場合は、「爪を噛む癖を直す方法は?大人用の爪噛み防止グッズは?爪を噛む癖を直す方法は?大人用の爪噛み防止グッズは?」を読んでみてください。

一朝一夕で爪噛みを直す方法はありませんが、適切な方法を知り、爪噛みを止める意思を持てば、少しずつですが直していくことは可能です。

三十路男の場合

中学校の頃から30代前半まで爪を噛み続けていました。

きっかけははっきり覚えていませんが、運動音痴を馬鹿にされたとか、テストの点数が悪いのをからかわれたとか、子どもにありがちな些細な理由だったと思います。

高校でも大学でも爪を噛み続け、年齢を重ねるにつれて爪が短くなり、社会人になる頃には、健康的な爪の長さの3分の1程度になっていました。

「止めないといけない。」とは思っていましたが、20代後半には「爪が短くても生きていけるし、まあいいか。」と半ばあきらめていました。

しかし、30代に入り、、子どもが私の真似をして爪を噛むしぐさを見せるようになったので、「このままではダメだ。」と思って爪噛みを止める決意をしました。

その後、試行錯誤を繰り返し、約2年かかりましたが爪噛みを完全に止めることができました。

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